西上州(群馬) 三峰山(616m) 2020年2月9日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:21 駐車箇所−−6:37 林道(標高470m)−−6:43 林道を離れる(標高500m)−−6:56 三峰山 6:58−−7:04 林道(標高500m)−−7:09 林道を離れる(標高470m)−−7:16 駐車箇所

場所群馬県甘楽郡下仁田町/南牧村
年月日2020年2月9日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車
登山道の有無無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望樹林で良くない。北東方向に僅かに視界あり
GPSトラックログ
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コメント地形図記載ではなく日本山名事典記載の山。南西側を通る林道から往復。林道は標高350mのカーブより先は2019年台風19号で路面が破壊され通行不能だが、山頂から南西に落ちる尾根に取り付くには問題なし。下部は全面が植林、上部は東側は植林、西側は自然林でいずれも尾根上に藪は皆無で歩きやすい。山頂には祠があり古い布kumoあり




林道脇の斜面に取り付く。いきなり急登 標高400m付近。急登が終わる
標高450m付近 標高470m付近で地形図に記載が無い林道に出る
林道を進み標高500mで林道は右に逃げる 林道を離れて尾根を登る
標高550m付近 三峰山山頂。祠あり
布kumo たぶんフジオカ T.Kさんのリボン
御岳山山頂から見た北東方向 気温は-5,6℃
往路の林道に戻る カーブで林道を離れて尾根を下る
林道を離れた直後 標高400m付近。ここから急な下りを避けて右に迂回
浅い谷地形を下る 林道直上
駐車箇所 駐車箇所付近の林道崩壊場所
駐車箇所より先は台風の影響で車両通行不能


・三峰山は地形図記載の山では無く日本山名事典記載の山。下仁田町と南牧村の境界に位置し標高は616m。山頂に三角点は無い。地形図に登山道は示されておらず実際に登山道があるのか無いのか知らないが、この程度の山なら情報皆無でも容易に登れるだろうと予想してネット検索は行わなかった。地形図を見ると南側の沢に沿って林道が上がっているので、これを利用するのが最も楽に登れる方法だろう。林道の奥へ行くほど標高を稼げるが山頂から離れて余分なピークを越える必要も出てくるので、山頂から南西に落ちる尾根に乗れる場所から取りつくのが得策だろう。

・南牧村の中ノ萱集落から沢沿いに上がる道に入る。地形図に記載が無い大きな砂防ダムを高巻きして標高340mで道が連続ヘアピンカーブを構成した箇所で沢の左岸から右岸側へ渡るが、ここで斜面が崩壊して林道の一部が崩れていた。そして右岸には地形図に記載が無い林道が沢沿いに下っており、ここは三差路だった。その三差路を沢の上流側へ向かう林道は土砂の押し出しと増水により舗装底面に水が流れ込んで路面がズタズタになっていて車両通行は不可能であった。ちょうど目的の尾根に取り付ける位置だったので影響が無くて良かった。三差路付近は道幅が広いので路側駐車しても迷惑にはならない。

・斜面は植林帯で最初から急登。標高410mまでは相当な傾斜で尾根直上を避けて左側の傾斜が緩い斜面を登った。藪は皆無で獣道もあり歩きやすい。まだ日の出前でライトを点灯して歩いたが、地形が明瞭なので問題なかった。

・標高410mを越えるとやや傾斜が緩んで尾根直上にルートを移す。尾根の左が植林で右側は自然林に変わる。自然林は落葉広葉樹で今の時期は落葉しているので早朝では杉の植林帯とは比較にならないほど明るくて助かる。

・標高470mの肩に出ると地形図に記載が無い林道が登場。等高線に沿って左右に延びているが、右側の尾根に沿った方向へ進む。林道はしばらく尾根上を緩やかに上がっていき、標高510m付近で斜面の傾斜が再び出てくるところで尾根を離れて右へ逃げていくので、ここで林道を離れて尾根に乗り換える。この先は先ほどとは植生が逆で尾根の左が自然林で右が植林であった。この尾根には藤の木と思われる木に巻き付いた蔓性の木がいくつか見られた。

・山頂直下で西に落ちる尾根と合流し、すぐに三峰山山頂に到着した。山頂には意外にも祠があり、少なくとも昔は登山道があったのだろうが、今は道らしき筋は見られなかった。ただしこの植生なので今でもどこからでも登ることは可能だろう。山頂標識は皆無だったが複数の目印があった。最初に目に留まったのは古い布kumo。材質からして間違いない。その横の古いリボンはこれまた材質からしてQZW氏のリボンに間違いなし。高い位置に巻かれたリボンはフジオカT.K氏のものだろう。地形図記載の山では無いにもかかわらず、これだけの人が登っているとは珍しい。すかいさんやGさん標識、達筆標識は見当たらないが、元から付いていないのか、それとも「掃除」されて消失したのかは不明。

・山頂は樹林に囲まれて展望は悪い。かろうじて北東方向に隙間があり、足尾や桐生付近の山並みが見えた。気温は例年並みに冷え込んで山頂で-5,6℃だった。

・帰りは往路を戻る。

 

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